お部屋探し

自宅で楽器を演奏したい人必見! 防音性の高い物件を見分ける3つのコツと自分でできる防音の工夫

2017/10/03

ピアノ

 

ピアノやギターなどの楽器を自宅で演奏したい!という人は多いですよね。賃貸の自宅で楽器を楽しみたいなら、「楽器相談可」の条件でお部屋探しをしてみましょう。

ただ、「楽器相談可」だからといって、必ずしも防音性能が高い物件だとは限りません。せっかく引っ越したのに、近所への音漏れが気になって演奏がしづらい…なんてことも。

そこで、ここでは防音性の高い物件を見分ける3つのコツをご紹介!ちなみに、防音性の高いお部屋は近所からの生活音も聞こえにくくなるので、楽器を演奏しない方にもオススメです!

 

 

防音性の高い物件を見分ける3つのコツ

①建物の構造

建物の構造

 

建物の構造によって防音性能は大きく異なります。最も防音性能が高いのは、「鉄筋コンクリート(RC)造」または「鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造」。どちらも鉄で骨組みを作って、そこにコンクリートを流し込んで固めて造られた建物です。木造などと比べて壁の密度が高いため、防音性能も高くなります。

似た言葉で「鉄骨造」というものもあります。これは支柱が鉄骨で組まれている構造のことを指しますが、柱以外の部分は木材などで造られていることも多く、防音性の面ではRC造に劣ります。住みたい部屋の物件情報をよく確認してみましょう。

 

②窓の防音性

窓の防音性

見落としがちなのが「窓」の防音性。壁より薄くなっている分、どうしても窓の部分からは音が漏れやすくなります。

おすすめは二重サッシや、複層ガラス(2枚のガラスの間に空気を閉じ込めたタイプのガラス)で造られた窓。どちらも防音性能が高いほか、断熱効果や結露の防止効果などもあります。ネットにはこうした情報は掲載されていないので、内覧時に不動産屋さんに聞いてみると良いでしょう。

 

③間取り

間取り_収納

防音を気にする人にオススメの間取りは、隣の部屋に面した部分に押入れやクローゼットが設けられているタイプ。隣の部屋との間に空間があるぶん、遮音性能が高いといえます。

また、隣の部屋と接する面積が少ない「角部屋」を選ぶのもよいでしょう。ほかの部屋より家賃が割高なことも多いですが、より快適に過ごしたいなら検討する価値ありです。

 

 

自分でできる!防音の工夫

ここまでは防音性能の高い物件の見分け方をご紹介しました。ただ、すべての条件が整った物件を予算内で見つけるのはなかなか難しいもの。そこで、家具の選び方など、自分でできる防音の工夫をまとめました。ぜひ引っ越しや模様替えの参考にしてみて。

カーペットを敷く

カーペット

居室にカーペットを敷くことで、階下へ伝わる騒音を軽減する事ができます。厚手のカーペットを1枚敷くだけでも効果が得られますが、ピアノなど振動をともなう楽器を演奏するならゴム製の防音マットと組み合わせると◎。ホームセンターなどで購入できます。

 

背の高い家具を壁際に置く

背の高い家具

本棚などの背の高い収納家具を、隣の部屋との間に配置しましょう。家具が厚い壁のような役割を果たし、音を吸収してくれます。本がぎっしり収納されている状態だと、より高い吸音効果が期待できます。

 

遮音カーテンに替える

遮音カーテン

窓からの音漏れを防ぐなら、遮音性能の高いカーテンに替えるのも手。大手家具メーカーでも遮音タイプのカーテンが売られています。ただ、遮音カーテンは重量のある素材でできていることが多いので、カーテンレールが重みに耐えられるかどうかあらかじめ確認しておくとよいでしょう。

 

防音グッズを買う

防音グッズ

ホームセンターなどで買える遮音シートや防振効果のあるゴム、ウレタンパネルなどを買ってきて取り付けるのも手。値が張るものも多いので、まずはピアノの背面など音源の部分にだけ取り付けてみるのもよいでしょう。

 

 

いかがでしたか?大好きな音楽がいつもそばにあれば、あなたの暮らしはもっと豊かになるはず!しっかりと防音対策をして、音楽ライフを心置きなく楽しんじゃいましょう♪

 

楽器相談可の物件特集

http://www.able.co.jp/feature/gakki/

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