お部屋探し

Mioの妄想・東京ストーリーVol.1 ~「Akiraと池袋」編~

2017/12/25

Akiraと池袋。

「お父さんが池袋に住んでいた頃は…」

時々、うちのAkiraは語ります。テレビで池袋が出てくると、過去の栄光を懐かしむかのような表情で遠く(テレビ画面)を見つめ、哀愁を漂わせるうちの父、Akira。

大学受験のために上京するも受験に失敗。そのまま帰るのはもったいないということで就職したものの、体調を崩して止む無く帰郷するまでの約2年間を池袋で過ごしていたそう。ちなみに当時の彼女はキョウコちゃん。うちの母ちゃんはヨウコちゃん。

わずかな期間ながらブクローだった過去が未だに彼にとっては青春の象徴らしく、約半世紀経った今でも脳内ではキラッキラと輝いている模様。久々に東京へ遊びに行った父が何の気なしに行ってみたら当時住んでいた家もまだあったらしく、えらく感動して帰ってこられました。

当時の手取り3万円のお給料で毎月払っていた家賃は9000円。もちろん風呂なしトイレ共同と言う、今ではなかなか考え難い生活環境……とはいえ、昔はこんなの当たり前だったんだよなぁ。供給があるイコール需要があったということなので……それを考えると、今の時代に生まれたことをありがたく思わなくちゃですよね。

池袋と言えば、池袋西口公園を舞台にしたドラマが昔好きでよく見ていました。

その影響か私の中での池袋は、色で言うと黒、動物で例えるならオオカミ。人に例えるなら、中学生が憧れるようなちょっとやんちゃな先輩みたいな…どことなくアウトローで近寄りがたい街のイメージ。でも私もブクローになったらちょっぴり陰のあるクールな大人女子になれるかも!なんて思ったりして。

そこでちらっと池袋について調べてみたら、利便性が良いわりに意外とリーズナブルな家賃でお部屋が借りられるとのこと!

東京在住者にとっては常識かもしれませんが、東京3大都心の渋谷・新宿・池袋のなかでも池袋は家賃が手が届きやすい価格帯のようです。生活費の中で大きな割合をしめる家賃。固定費を抑えられるのはひとり暮らし女子にとって、大変ありがたい話ですよね。

また、交通の便が良くなんと8路線もあります。車移動に慣れている地方出身者にとって都会生活の最初の戦いは、勉強でも仕事でもなく乗りたい電車に正しく乗りこむことでしょう。出口も何箇所もあるため待ち合わせひとつするにも、苦労しそうです。ですが、慣れてしまえばこっちのもん。住んでしまえば「乗り換えくらい朝飯前」と言える日が来るはずです。

ちなみに池袋には、忠犬「ハチ公」ならぬフクロウのオブジェ「イケフクロウ」がいます。同じくフウロウの形をしている東口交番も、待ち合わせにオススメな場所だそうです。なんでも交番周辺なので変なナンパやキャッチにつかまらなくて済むのだとか。

また、「食」の充実も池袋の魅力のひとつ。飲みたガールには嬉しいお手頃酒場が数多くあることはもちろん「ペンギンのいるBAR」や、現役の探偵さんがバーテンをしている「探偵café&bar プログレス」など“面白い”“新しい”スポットが盛り沢山。探偵さんのバーでは彼氏の浮気の見抜き方を伝授してもらえるなど気になる情報も…。その他「ほっとするひととき」「つかの間の休息」を提供するために「カフェの月額飲み放題システム」を取り入れている珍しいカフェなど……興味深いお店がたくさん!

ペンギンのいるBAR:http://www.penginbar.jp/

探偵カフェ・プログレス:http://tantei-cafe.com/

ハンデルスカフェ 池袋東武店:http://handels-cafe.com/

 

***

 

少し話が変わりますが、私には毎日続けている習慣があります。家に入る前に夜空を見上げては、語りかけるのです。「今日も一日ありがとう!」とか、「今日はこんなことがあったけど明日は楽しく過ごせますように」とか。今は故郷を離れて海外に住んでいるため「国は違ってもこの空は日本、つまりは東京にもつながってるんだよなぁー。」などと考えては、センチメンタルな気持ちに浸ることもしばしば。東京在住じゃないんかい!と突っ込みが聞こえてきそうですが遠く離れた国から夜空や、輝く星を見ては日本を思い出し、いつかはしたいと思い描く東京でのひとり暮らしに思いを馳せる日々なのです。

そういえば、地方出身者からよく聞くのが「東京では星が見えない」という不満……安心してください。池袋に住めば、いくら出身が田舎でも見たことがないくらい満天の星を見ることができそうです。サンシャインシティ内にあるプラネタリウム施設「コニカミノルタプラネタリウム”満天”」。四季折々の星座だけでなく、有名アーティストとのコラボレーション作品までも楽しめるのだとか。故郷を思い返したくなった時には、帰宅前に寄り道して星を眺めるひとときを過ごしてみてもいいかもしれません。プラネタリウムのそばに住む暮らし……ちょっと素敵な予感がします。

コニカミノルタプラネタリウム”満天”:https://planetarium.konicaminolta.jp/manten/

 

 

女性が東京でひとり暮らしを始めるのには、整った周辺環境を持つ街であることがわかりました。池袋でのひとり暮らしに興味を持った方は、こちらもチェックしてみてはいかがでしょう。

 

池袋・おすすめスポット近くの物件2選

①満点の星が見えるプラネタリウムまで徒歩4分。お料理好きにうれしいシステムキッチン付のお部屋。

②イケメン探偵に恋愛相談ができるバーまで徒歩5分!雨の日でも安心な浴室換気乾燥式。

 

コラム二スト/Mio(ミオ)

現在はインテリアの勉強を兼ね、オーストラリアで単身生活中。地方出身で、東京に強い憧れをもち東京での生活を妄想することが趣味。

 

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