MAISON ABLE Report

【MAISON ABLE Report】新型コロナウイルス流行による、ひとり暮らしの女性/実家暮らしの女性の生活変化

2020/04/28

ひとり暮らしの女性を“衣食住”で応援するブランド「MAISON ABLE(メゾンエイブル)」では、新型コロナウイルスによる生活への影響について、アンケート調査を実施しました。ひとり暮らしの女性と実家暮らしの女性にフォーカスをして、「在宅生活への意識」や、「生活環境の変化」「転職・副業・引越し意欲」などレポートします。

 

<調査概要>

「メゾンエイブルアンケート/新型コロナウイルスに関する生活調査」より

・調査時期 : 2020年4月8日~4月12日

・調査方法 : インターネット調査(メゾンエイブルLINE公式アカウントより)

・有効回答 : 995名(実家暮らし女性185名、ひとり暮らし女性810名)

 

 


 

【1】現在、出勤・通学に影響は出ていますか? 

(有効回答数:995名)

※アンケート実施時、緊急事態宣言7エリア

※半テレワーク(週の内、数日は出社)の回答も含む

 

今回の影響で、休業・休学・テレワーク(在宅勤務)化など、在宅生活になったと回答をした人が緊急事態宣言エリア(アンケート実施時、緊急事態宣言7エリア)では64%、その他のエリアでは42%という結果になりました。

 

 

【2】(在宅化した人のみ回答)精神面での影響は感じますか?

(有効回答数:548名)

 

 

 

【3】(在宅化した人のみ回答)在宅期間の希望を教えてください。

(有効回答数:548名)

 

全体では7割の人が在宅生活によってストレスを感じているという結果が分かりました。その一方で、リラックスして在宅生活を過ごしていると回答した人は、実家暮らしの女性7%に対し、ひとり暮らしの女性では14%と2倍の結果に。今後の在宅期間の希望についても、実家暮らしの女性は「1日も早く会社・学校へ行きたい」と回答した人が36%に対し、ひとり暮らしの女性は24%と、実家暮らしの女性の方が在宅生活への苦手意識が強いことが分かります。また、「このまま在宅で良い。今後全く会社・学校へ行かなくて良い」と回答した人では実家暮らしの女性およそ2%に対し、ひとり暮らしの女性は8%と4倍の結果となり、ひとり暮らしの女性の方がやや在宅生活に受容的であることが分かります。

 

 

【4】在宅生活化によって自宅環境を変えましたか?

(有効回答数:995名)

※在宅化していない人の準備も含む

※上位10位までの回答

 

在宅生活の長期化によって、自宅環境を変えましたか?と質問をしたところ、全体でおよそ45%が何かしら環境を変えたと回答しました。「仕事の資料や本、PCなど収納スペースを設けた」(6.9%)「ネットワーク環境を整えた」(6.7%)、「テレビ会議用に背景の映り込み対策を講じた」(6.3%)などのほか、ひとり暮らしの自宅から実家へ戻って環境を変えたと回答をした人が、ひとり暮らし女性の7.0%となりました。

このほかの回答として、「いろんな物件に住める定額制住み放題サービスを開始した」、「仕事に集中する空間をつくることを目的に1DKの物件に住み替えた」、「居室に仕事専用のスペースを作った」など、「職場」と「自宅」という異なる目的の場所が、テレワーク化によって一体化せざるを得ない状況になったことで、自宅のなかでのオンオフの切り替えを目的に空間作りを工夫したり、これまでの「自宅」に求める価値観からの変化がうかがえる結果となりました。

 

 

【5】(在宅化した人のみ回答)引越しに対する意識に変化はありましたか?

(有効回答数:392名)

 

 

【6】コロナ流行をきっかけに、『以前と比べて重視するようになったお部屋の条件』はありますか?

(有効回答数:995名)※ひとり暮らし/実家暮らし女性回答に4%以上の乖離

 

引越しに対する意識調査では、今回の影響で「既に引っ越しをした」と回答した方も含めて「前向きに引越しを検討している」と回答した方が、ひとり暮らしの女性では17%、実家暮らしの女性では21%と、およそ2割の人が今回の影響で部屋探しを考えていると回答しました。そして、今回の影響で、以前より重視したいお部屋の条件では、「以前と変化はない」(30.6%)が最も多く、次いで「家賃」(22.6%)、「設備」(18.5%)となりました。

また、ひとり暮らしの女性と実家暮らしの女性との回答を比較した時に乖離が大きかった項目では、実家暮らしの女性では「害虫リスク」「実家からの近さ」を重視する結果に。何かあった時には直ぐに実家へ戻れる距離であることを以前にも増して重視するようになったと思われます。対してひとり暮らしの女性では「間取り」「面積」「住宅構造」を重視する結果に。恐らく、在宅期間の長期化によって、仕事・勉強などに専念できる部屋・スペースの確保が需要として高まり、また、在宅時間が長くなることで同じ建物内での生活音や、外からの人の声や車などの交通音にも敏感になりやすく、ストレスとなり、住宅構造(防音性など)の需要が高くなったと推測されます。

 

 

【7】(社会人の方のみ)転職・副業に対する意識に変化はありましたか?

〇 転職に関する回答(有効回答数:665名)

 

〇 副業に関する回答(有効回答数:666名)

 

 

転職については、コロナ流行とは関係なく「以前から考えており前向きに継続している」と回答した人が全体の2割弱、「以前から考えていない」と回答した人は全体の6割強という結果に。なお、ひとり暮らしの女性では、コロナをきっかけに転職を考え始めた人(6.6%)よりも転職を考えていたものの当面見合わせることにした(11.6%)と回答した人の方が多い回答に。一方で、実家暮らしの女性ではコロナをきっかけに転職を考え始めた人(10.2%)が、転職を考えていたものの当面見合わせることにした(9.1%)よりも高い回答となり、今回の影響では、実家暮らしの女性の方がひとり暮らしの女性よりも転職に対して前向きな傾向となりました。

また、副業についても、「コロナ流行をきっかけに副業を始めた」、「コロナ流行をきっかけに副業に興味をもっている」と回答した人の合計が、ひとり暮らしの女性28.3%より、実家暮らしの女性38.5%の方が10ポイントも高い回答となり、実家暮らしの女性の方が相対的に「転職」や「副業」などへ積極的な回答となりました。

 

 


 

アンケート結果まとめ

・7割の人が在宅生活に何らかのストレスを感じている

・ひとり暮らしの女性の方がやや在宅生活に受容的な傾向

・在宅時間の長期化により、4割強の人が自宅環境を何かしらアップデート

・今回の影響でおよそ2割の人が住み替えを検討。住みたい部屋の条件は、実家女性「実家からの近さ」、ひとり暮らし女性「間取・面積」「住宅構造(防音性など)」が人気に

・社会人では実家女性の方が「転職」「副業」に積極的に

 

 

 

今回のアンケート調査の結果から、新型コロナ流行によってこれまでの暮らし方、働き方などの価値観が既に変わりつつあることが分かりました。

住宅に求める役割も、これまでの“寝食をする場所”から、“仕事をして収入を得る場所”と“コクーン・スペース(安心できる空間)”の役割に変化をしました。どちらも目的が全く異なる場所であるため、1DK以上や居室が広めの部屋などで空間にメリハリをつけたり、または2拠点生活(デュアルライフ)や定額住み替えサービスなどの新しい暮らし方・住まい方も今後さらに注目をされてきそうです。

 

 

 

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