MAISON ABLE Report

「心がモヤモヤ…意味もなく不安…」 そんな時は夜中でも気軽に相談!

2020/10/27

 

生きていると、なんとなく不安だったり、寂しくなったり、心がザワザワと落ち着かない日もありますよね。
特にひとり暮らしだと相談できる家族も近くにいないので、ひとりでそうした不安や寂しさを抱えこみがちに…。

 

===

今年7月、MAISON ABLEではチャットで気軽に相談できるサービス「メンヘラせんぱい」の利用キャンペーンを実施したところ、多くの女性から反響がありました。

そこで今回、メンヘラせんぱいを運営する株式会社メンヘラテクノロジー代表の高桑蘭佳さんに、コロナ禍のいま、どんな相談内容が多いのかを伺いました。

 

 

 そもそも「メンヘラせんぱい」って?

 

「嫌なことがあったとき」、「恋人と喧嘩したとき」、「なんとなく寂しいとき」
友達に雑談するような感覚で、気軽に悩みを聞いてもらえるチャットサービスです。

話を聞いてくれる先輩も全員女性なので、女性特有の相談も話しやすく、

5分100円~/30分300円~と、低価格で利用できるのもうれしいポイント。

 

※相談したい先輩を選んで、深夜でも相談OK。

 

 

みんなどんなことに悩んでいるの?

メンヘラせんぱい × MAISON ABLEキャンペーンで、実際に相談内容として多かったカテゴリは

1位:「恋愛のこと」(41.6%)

2位:「人間関係のこと」(14.3%)

3位:「仕事・勉強のこと」(13.0%)

という結果になりました。

 

今回の相談内容で、チャット内で多く使われたワードとその相関関係についてテキストマイニング分析(※1)形式でレポートします。

 

※1 テキストマイニング分析

チャット内で使われた文章の単語を文節で区切り、それらの出現頻度や共出現の相関、出現傾向を解析したテキストデータの分析方法

 

 

仕事関連ワード

①「辞める」「悩む」

②「休み」「行く」「バランス」「お金」「たくさん」「稼ぐ」「自業自得」

③「周り」「業種」「給与」

 

自粛期間中、仕事が休業になったり、今までとは違う慣れない環境での仕事に苦戦したり、金銭面での不安から周りの友人・知人の給与と比較して不安になったり…そうした不安が伺える結果となりました。

実際に、メンヘラせんぱいサービス全体の相談内容でも、過去と比較すると6月以降は「お金」というキーワードが上位に入ってきているそう。

 

「今までは恋愛や人間関係の悩みが大半でしたが、自粛によって経済的な影響が見えてきた6月以降は収入面での不安が増してきていると思います。収入面の不安が大きくなり、過度な不安から普段通りの生活が送れなくなってしまうと、さらに状況が悪化してしまい気持ち的に余計辛くなってしまうこともあると思うので、まずは、食事や睡眠をきちんと取って過度な不安に陥らないようにすることが大切だと思います。」(メンヘラテクノロジー代表:高桑さん)

 

 

 

恋愛関連ワード

①「一緒」「嫌」「揉める」

②「彼氏」「自粛」「期間」「別れる」

③「寂しい」「辛い」「会える」「もう少し」「我慢」

 

出現している言葉を見ていると、自粛期間中に恋人と会えない辛さや寂しさから、別れを選ぶカップルもいる一方で、自宅で一緒に過ごしているカップルでは、2人の時間が長くなることがお互いのプライベート時間を削ってしまい、いつもは気にならなかった些細なことで喧嘩になったり揉める様子が分かります。

 

こうした恋愛の悩みも、コロナ前なら友達に会ってちょっと愚痴を聞いてもらうことでスッキリ出来ていたものが、自粛期間中はそれも難しいため不満が蓄積しがちに。

 

代表の高桑さんに伺ったところ、「そもそも恋愛相談はリアルな友達よりも、顔見知りではない相手にチャット等で気軽に相談する方が向いています。というのも、過去に私自身、恋愛で悩む度に友達に恋愛相談を続けていたら、友達から嫌われてしまい友達が離れていった経験があります。特にコロナの影響で友達とも気軽に集まりにくい今は、チャットで気軽に相談するのがオススメです。」と語ります。

 

 

臨床心理士やキャバクラで働く女性に相談できるサービスもスタート!

 

9月からメンヘラせんぱい内でスタートした人気サービス「メンヘラせんぱいSP」。

キャバクラで働く女性と、臨床心理士の女性のどちらかを選んで相談できるというサービス(2020年10月現在のプラン)。

 

「恋愛の悩みなら、現役のキャバクラで働く女性に相談することで、恋愛のリアルなテクニックを教えてもらえるので満足度も非常に高いです。一方で心が全体的に落ち込んで辛い人には、心理学を学んだプロフェッショナルである臨床心理士に相談することで、心理学的な側面から的確なアドバイスをもらえるのでオススメです。」(高桑さん)

 

 

=====

 

最後に高桑さんはこう語ります。「仕事や恋愛、人間関係にと、生きていたら不安になる要素は尽きないもの。そうした不安を感じた時に、まだ自分の悩みなんてたいしたことはないと放置しないでほしいなと思います。今はかすり傷程度の悩みでも、身体と同じで放っておくと悪化し、大怪我レベルになることだってあります。メンヘラせんぱいは、そうしたちょっとした心のモヤモヤを解決してあげたくて自ら立ち上げました。友だちに雑談するぐらいの感覚で気軽に使ってもらって明日への活力につながったら嬉しく思います。」

 

 

ひとり暮らしをしていると、自由気ままに暮らせる反面、ふとした瞬間に寂しさに襲われたり、孤独を感じることもあります。

ひとり暮らしに慣れてくれば自分なりの紛らわし方や解消法も分かってはきますが、それでも辛くなって心がふさぎ込んでしまった時は無理をせずに、誰かに相談をすること。

きちんと心をケアする方法や、自分を守る方法を知っていることも自立したひとり暮らし女性に求められる要素かもしれません。

辛いときは我慢せずに誰かに頼るという選択も大事です。

 

 

文・赤星昭江(MAISON ABLE)

 

■ メンヘラせんぱい  https://menhera-senpai.love/

オススメの記事一覧