駅から遠くても、自転車があればなんでもできちゃう! しかも、自転車生活には“すてき女子”になれる要素がたくさんあるんです。そんな自転車生活のメリットをご紹介します。
メリット1:行動範囲が広がる
歩くならせいぜい1〜2kmくらいまででも、自転車なら3kmでも楽々。つい最短距離を選んでしまういつもの道も、自転車なら「ちょっと寄り道してみようかな」という余裕も生まれます。縁あって住んだ街のことも、朝晩の通勤で通る道しか知らないのはもったいない! ご近所のパン屋さんから、ちょっと離れたイタリアン・レストランまで、自転車があれば自分の好きなときにスイーッと行けちゃいます。
メリット2:エクササイズ効果でほっそり
「痩せよう」と思ったら、かなりの距離をジョギングしなければならないけれど、「今食べたお菓子をなかったことにする」くらいなら自転車で帳消し可能。例えば100kcalを消費するのにかかる時間は歩くなら30分程度、でも自転車なら15分でクリアできます。ちなみに100kcalはハーシーズのキスチョコで5粒程度。
また自転車に乗ることで体感も鍛えられれば、太りにくい体づくりにも役立ちますね。
メリット3:ハイスペックな部屋に住める
同じ金額で部屋を借りるにも、駅前と徒歩15分では部屋の広さから日当たりまで条件は全く異なります。でもそこに自転車を加えれば、静かで安心でお手頃な部屋がグッと身近に! 駅チカは便利の代名詞に捉えられがちですが、オンオフを切り替えるという意味でも、程よい距離は大切。自転車1台で快適でハイスペックな住環境が手に入れられるかもしれません。
メリット4:時間や環境のコントロールが自分でできる
通勤を公共交通機関に全て頼っていると、「遅刻」などのリスクはつきまとうもの。でも駅までのバスを自転車にしてみれば、乗り遅れや渋滞による遅刻もなくなります。さらに路線を変えて満員電車を避けて通勤するなど、自転車を上手に活用すれば、自分の通勤スタイルや周辺環境をコントロールできます。移動の全てを自転車にする必要はありませんが、選択肢が増えるだけでも気分が楽になりますね♪
【こんなにある!】種類豊富な自転車たち
ここまで自転車ライフのメリットをご紹介してきましたが、次は「一体どんな自転車が自分にぴったりなのか」が知りたいですよね。日々進化する自転車たちの世界をちょっと覗いてみましょう。
◆クロスバイク
引用:https://www.instagram.com/p/BZfqLWEn49g/
ロードバイク(舗装路を高速で走ることを目的した自転車)とシティバイク(日常生活用自転車)の中間にあたる自転車。投資少なめにカッコいい自転車生活を始めたい人にオススメです。
◆ミニベロ
引用:https://www.instagram.com/p/BZIVGRmnfwV/
一般的には、タイヤが20インチ以下の自転車の総称。見た目の可愛さに加え、折りたたみタイプなど一人暮らしの女性が部屋に置いても邪魔にならないコンパクトさが人気。休日のポタリング(散歩のように軽く走ること)にも最適ですね♪
◆電動自転車
子ども乗せ自転車などでもよく見かける、電動アシスト付きの自転車。坂道や橋などでもスイスイ進むので長距離も躊躇なく走れ、重い荷物も楽に運べます。アメリカでは「電動自電車でもエクササイズ効果が得られる」(*1)との調査結果も出ているので、遠慮なくサポートしてもらいましょう。*1:コロラド大学ボールダー校の研究チーム
◆シェアバイク
「自転車を持たずにシェアする」という考え方もあります。都内などで最近見かけるシェアバイクは、必要なときに必要なだけ自転車が使えるという優れもの。自転車用途の広がりを感じる試みですね。
Co2を排出しない自転車は、エコの視点からも注目が高まっています! 忙しい毎日だからこそ、誰にも邪魔されない「走る時間」を大切にしたい人が増えているのかもしれません。時速20kmから見える景色を満喫してみるのも、新しい世界を開く第一歩ですよ!
文:元井朋子